空き家問題と対策について考えてみましょう(その2)

 

世田谷区を中心として東京23区内とさいたま市で

“空き家管理~リフォーム”を営んでおります。

“グラウンドプロ土建株式会社”でございます。

 

「空き家問題と対策について考えてみましょう」の2回目です。

 

前回では、空き家の現状について考えてみました。

今回は、これからもっともっと空き家が増えていくと、どんな問題がおきてくるかを少し考えてみたいと思います。

一口に問題点といっても、誰にとって問題かということが重要になってきます。

この問題点をちゃんと整理しないと、どんな対策を講じても、空き家問題は何にも解決されないのですよね。(まあ、どんな問題でもそうですけど)

先ずは、法律を作るくらいだから“国”としてはどんな問題があるかを考えてみます。

 

1.なんで空き家が増えていくか

問題点を考える前に、「空き家の出来方」の一例をご紹介します。

 



あるところにAさんが所有している土地と建物があるとします。

残念ながらAさんが他界してしまって、息子さんのBさんが土地と建物を相続します。しかし、Bさんには、別の場所に立派なお家があって、奥さんとお子様3人と楽しく暮らしております。 となると、BさんはわざわざAさんが使っていた土地と建物を使う必要がないのです。

そうすると、Aさんが使っていた土地と建物に対して、誰か他の人が勝手に使うわけにもいかないので、悲しいことに“空き家”となってしまうのです。(まだ、この時点では、なんとかなりそうです。)


今回“空き家”になってしまったお家は、Bさんが子供のころ育った大切な家なので、Bさんは簡単に壊したり・売ったりしたくありません。仕方ないので、そのまま放置しておくことになりました。

それから数年経って、

残念なことにBさんが他界していまいました。

そうるすと今度はその“空き家”は、息子さんたち3人が相続することになりました。

するとこの“空き家”の所有者は、3人の方の共有物になってしまいます。

息子さんたちもそのころには、各自が立派なお家を持ち、それぞれお子様も3人ずつ恵まれて幸せにくらしておりました。

なので、今更、荒廃が進んでいる“空き家”を利用しようとは思わないので、そのまま放っておくことになりました。

それから、また月日は流れ、

いつかは、この息子さんたちも他界し、そのまま放っておけば、所有者がこんどは9人、

それがまた次には・・・

 

となっていくと、誰が所有者なのか分からなくなってきてしまいます。そうなるともう、この空き家は、放置されるしかなくなってくるのです。



  前回のその1でも、述べたように毎年、新築住宅や分譲マンションがどんどん建てられています。そのことと踏まえても、これからもどんどん空き家が増えて、そのまま放置されそうな気がしてきますよね。


2.国としての問題点

国が問題とするには、やっぱり一番に挙げられるのが、「税収の確保」ですね。

空き家が増えてきて、“1.なんで空き家が増えていくか”みたいに所有者が不明になって、空き家が放置される。そうすると、国としては、誰に税金を徴収して良いか分からなくなると、税金が回収できなくなってしまうのです。

土地や建物から徴収できる税金は、固定資産税(評価額の1.4%)っていうのが代表的なのですが、国としては、誰かが土地やお家を持っているだけで、ちゃんと税金が回収できる。比較的、回収しやすい税金の一つなのです。

この固定資産税は、市町村税の一つで、全市町村税約20.6兆円(H.25)のうち、土地やや建物に係る固定資産税と都市計画税は約9.7兆円と半数近くを占めています。

この税収が減ってくると、何となく大変になりそうなのが、少しでもお分かりいただけると思います。

(平成28年2月19日 固定資産税課関係 財務省 抜粋)


これは国だけの問題だけでなくて、税収が減ってくれば、当然、その負担は国民全員にかかってくるのです。

「私たちには関係ないわ」なんて思っている方も、知らず知らずのうちに負担を強いられていることになり兼ねないのです。

 

なので、皆さんも一緒に考えて、問題を解決して、有効な空き家の活用を話し合いましょう!ってことになっているのです。


ちょっと長くなってしまいましたので、今回はここまでにしておきます。

まだまだ、他にも問題点は、いっぱいあるので、次回以降も、いろんな問題点をお話していきたいと思います。

 

 

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