世田谷区を中心として東京23区内とさいたま市で
“空き家管理~リフォーム”を営んでおります。
“グラウンドプロ土建株式会社”でございます。
最近、いろんなところで、“空き家が問題だ”とか“これから空き家をどうする”だとかなどを聞くことも多いかと思います。
そもそも空き家って「何が空き家で」「何が問題で」「これからどうすりゃいいんだ」なんて思っている方も多いかと思います。
「空き家になったら考えればいいかな」
「最後は売っちゃえばいいのかな」なんて、
なんとかなる主義で考えられているかと思いますが、
いざ何かをやろうと思うと、その時には、いろんな問題、いろんな利権関係の人間が関わってきて、“親族間でもめちゃう”なんてケースも良くある話しです。
そんなことにならないようにするためにも、今から少しづつ考えて、いろんなもめ事が起きないように準備しておいてはいかがでしょうか
いざ空き家を持つことになってしまったという時に、
『やったー!空き家が手に入った!』
『ご家族みんなで楽しく使えて良かった!』
と思えるように、皆さんと一緒に考えて行きたいと思います。
今回を、その1としてその後数回に分けて、
【空き家問題と対策について考えてみましょう】にて報告させていただきます。
空き家の現状
空き家問題に対しては、政府の方では、もう10年以上前から「空き家再生等推進事業」みたいなものが告知されております。今でも国土交通省や総務省といったところから、実態調査や施工状況などが毎年発表されております。
平成25年に総務省が実施した住宅・土地統計調査によると、平成25年10月1日時点で全国の総住宅数6,063万戸のうち、空き家は、820万戸(全国の総住宅数の13.5%)となっています。(結構この数字は最近どこでもお目にかかりますね。)
この空き家数820万戸は以下の種類に分けられます。
①賃貸用又は売却用の住宅(マンションの空き室なんかが該当します。)
②二次的住宅(いわゆる別荘ですかね。)
③その他の住宅(転勤、入院、死亡、転出などために居住世帯が長期にわたって不在の住宅や建て替えなどのために取り壊すことになっている空き家)
いわゆる問題となっている空き家は、この③その他の住宅に該当するもので、全国で約318万戸(全国の総住宅数の5.2%)となっております。
この数は、過去10年間では1.5倍、過去20年間では2.1倍に増加しています。
(空き家対策に関する実態調査H.31.1総務省行政評価局より)
空き家がこの20年間増えているのに、平成5年から平成24年までの20年間で、新しく建てられた新設住宅着工数は2,387万戸もあるのです。
そのうち、分譲マンション・分譲住宅などのいわゆる建て替えではなく、新規の住まいの件数だけでも616万戸もあるのです。
(新設住宅着工戸数の推移(全国)国土交通省)
こんな数字を見てみても、これから空き家が増えていきそうな気がしますよね。
想像してみてください。
まだまだ、お洒落なマンションが交通の便が良いところで建設中なのを良く見かけますよね。
最近は、持ち家(いわゆる一軒家)に住みたいと思うより、こうしたお洒落なマンションで暮らして、生活環境が変わったら、マンションの住み替えをする。なんて人も多いみたいです。
こんな感じで、今現在使われている戸建住宅なんかがどんどん空き家になっていくのが、お分かりいただけますでしょうか
そうはいっても、数字だけでは、まだまだ、空き家の何が問題なのか、今イチ、ピンとこない方も多いかと思われます。
今回は、「空き家問題と対策を考えてみましょう(その1)」として、【空き家の現状】について、投稿してみました。ちょっと長くなってしまうので、
続きは、次回の【空き家の何が問題】でまたお話したいと思います。
規模を問わない対応を心を込めてお手伝いさせていただきます。
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